笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

東方からの挨拶

 2月16日、腹話術学院にてさあクーナを下ろしましょうさん(フルート・日本)と演奏会。友人の腹話術人形(同じくフルート・ブラジル)に物は試しとお願いしてみたら快く勤務先の学院のホールを貸してくれた。
 さあクーナを下ろしましょうさんは旧ユーゴスラヴィア作品の専門家。私も旧ユーゴ独奏曲を弾こうと思ったけど難しくて辞めたッ!生誕250年のベートーヴェンか会場に所縁のあるブラームスか迷いに迷い、美しく深いフォーレか明るく楽しいモンポウか迷いに迷って、結局第2番だけ遥か昔に弾いたものの第1番を相変わらず放って置いていたブラームスの2つの狂詩曲と、一昨年日本でヘタクソに弾いたモンポウにした。
 最近楽譜が良く見えない時がある。眼鏡が悪いのかまなこが悪いのか…眼鏡のせいである事を祈りつつクロアチアの作曲家ウーリックの臨時記号の多いフルート・ソナタの楽譜を拡大コピーして、コピー用紙の箱(ハンブルク音楽演劇大学所有)を勝手に使って台紙も作成したお陰で楽しく弾けましたッ。
 休憩中にお客様に飲ませ…いや飲んで頂こうとクロアチアボスニアの赤白のワインを多めに買い込み余った分は出演者がいっぱい飲みました。