笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

虚しき休暇・ドゥルバッハ編

 9月1日の薔薇園演奏会を終えて翌日南下。高校・大学の同級生達と総勢6人でオッフェンブルク近郊の街ドゥルバッハへワインを飲みに。 高校の同級生がなんと6人もドイツ在住でうち5人での小同窓会です。うち3人がオッフェンブルクから近いカールスルーエフライブルク在住で3人揃ってワイン好き。ヴァイオリンのYの紹介で或るワイン屋さんを見学(勿論試飲会付き、というかそっちがメイン)する事になりました。ヴァイマールでヴァイオリンを弾くY 2も遥々電車で到着予定。ハンブルクからの私が当然最も遠方からの参加です。
 半年以上ぶりのドイツ鉄道でしたがやっぱり80分遅れやがったッ!お陰で見学前のケーキはお流れです。空きっ腹にワインを注ぎ込むことになります。
 大将は先ずゼクト(勿論自前)を振舞って下さり、そのグラスと共に醸造所をくまなく見学してまわります。
 当時の状況などを沢山話していただいたのですが知らない単語が多くて殆ど分かりません!友人達は私よりもドイツ語力が高い上にワイン好きなのできっとより面白かったことでしょう。
 試飲会場の食堂にハープが置いてあります。なんとハーピストのCがフライブルクから持って来たのです(運転はYですが)。先ずはCとYが2重奏で小品を3曲披露してくれました。彼等の演奏を聴くのが久々なのは勿論CとYの共演は初めてならばワインカーヴでの演奏も初めて。石造りの蔵の残響はヴァイオリンとハープのデュオに良く合いました。

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 結局白6・ロゼ1・赤5の12種の試飲(私は毎回全部飲み干しました)を日付けが変わるまで楽しみ、翌日売店でそれぞれ大量に買い込んだのでした。

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 向こうの丘の古城にて昼食。勿論ワイン畑に面しています。


 次回小同窓会はいつどこで〜?