笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

憧れのオーヴェルニュ

 ゴダール様面会を終えていざクレルモン=フェランへ!何度も乗ったからか電車の中の記憶があまり有りませんが、オーヴェルニュ地方は大学生の時にサン=サーンスの『オーヴェルニュ狂詩曲』を聴いて以来行ってみたいな〜と思っていたのです。

 クレルモン=フェランの市街地は駅から離れており徒歩約30分かかります。携帯ナビが無ければ3時間かかったでしょう。長い上り坂や公園を通り過ぎホテルに着くと楽しそうなおっちゃんが英語で迎え入れてくれました。部屋は広くて涼しくて快適ですが1泊しか出来ないので直ぐ街に繰り出します。
 クレルモン=フェランは哲学者パスカルの出身地。街を歩いていてもパスカルさんにお目にかかります。

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パスカル通りも有ります

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 ノートルダム大聖堂(現在非公開😿)を始め黒い石の数々の建物が街を威厳の有る雰囲気にしています。

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 ノートルダム・デュ・ポール聖堂には味わい深い聖画や彫像が多くて2度行きました。

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弟子達の靴を磨くキリスト

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 特筆すべきはこの街の日本レストランの名前!
・ワガヤ
・コンニチハ
・ソージ
・マイコ
・オキナワ
・ケンゼン
どこも一癖有りそう…。でも今回たった1食のオーヴェルニュでのディナーですから地元のものを食べましょう。
 広場のビストロに座りました。ファストフードに近い雰囲気でしたがオーヴェルニュっぽいメニューを探します。
 そして見つけたのがオーヴェルニュ豚のハムのプレート。土地の名物付け合わせアリゴ(ジャガイモとチーズを混ぜたもの)がどどんと載っています。

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 豚さんの運命に想いを巡らせながらしんみりといただきました。

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地ビールはなかなかの味!


 ハンブルクには坂道が殆ど無く、訪問先で坂道を登る時なんとなく故郷の函館を思い出します。よって写真を撮っていると愉快なおにーさんがポーズをとってくれました。

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拡大図

 

 今度はノートルダム大聖堂が開いている時にもっと長く滞在して日本レストランにも行ってみたいです。