笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

日本へ

 9月2日にフランクフルト経由で日本へ!前日には引っ越しを手伝ってくれた友人達を招いてカオスな部屋でミクロ引っ越しパーティーなどした。あと4日遅ければコロナテスト陰性証明が必要なくなっていたのだがそんなに問題ではないし!夕方の便だからゆ〜っくり寝られるし!

 

 ・・・の筈だった。


 出発前日にメッセージ。
「貴方のハンブルク発フランクフルト行きの便はキャンセルされたです。」


  ・・・なんですって?


 ルフトハンザがストで殆どの国内便をキャンセル。よくもよくも!代替案として提案して来たのがハンブルクワルシャワ(1泊)→ウィーン→成田という2泊3日の長旅。しかも羽田に近いホテル取ってるし。
 今回もチケットの予約をお願いしたMさん(日本人)に直接縋り付いたらフランクフルトまでの電車を手配して下さった。出発は朝9時と早いがフランクフルトからは予定の便に乗れる。
 問題はフランクフルトで待ち時間が7時間有ること。空港から1歩も出られないとイヤだな〜と思っていたら幸い出られた。でも荷物を預けるには早過ぎたのでスーツケースを引きずりながらマインツに遠足。駅のコインロッカーに荷物を預けようと特に食べたくもないサンドイッチを買ってお金を崩したものの値段は中途半端な5・5ユーロ。おまけにお釣りは出ませんとある。50セントは諦めよっか〜と6ユーロ入れたら丁度ぢゃないと受け付けないらしい。しかも!取り出し口に引っかかって2ユーロ損したッ!!!


 …プチブチ切れ。


 でもこの状況でブチ切れても出来ることってスーツケースを持ったまま散歩することなんですよね…。ガラガラ〜ガラガラ〜と坂を登って聖シュテファン教会へシャガールのステンドグラスを観に行きましたよ。
 かくして空港へガラガラ〜ガラガラ〜と戻り無事羽田行きに搭乗。普段より2時間長いフライトでしたが長いことを分かっていればそれ程長く感じないものですね。勿論早くいつもの状態に戻って欲しいですが。観た映画は、
ゴヤの名画と優しい泥棒
蜜蜂と遠雷
・チーム・ジンバブエのソムリエたち」
の3本。「チーム・ジンバブエのソムリエたち」が特に良かったです。