笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

名古屋・静岡

 10月8日、名古屋在住のドイツの我が師と高校の同級生H(フルート)と飲む為だけに名古屋へ。暑い日だったので白ワインが進みました。我が師も名古屋に住み始めて11年ですがHは私のハンブルク歴よりも長い名古屋歴を持ち、流石に良いお店を知っているだけでなく人気店に上手いこと待たずに入る術をも知っています。Hもドイツ語が少し出来るのでこの日の会話は日独米の3か国語が混ざった訳の分からないものでしたが、却ってその方が、「バカ!」とかあっさり言えて楽しかったりして。

 翌日は再びHと日本語で昨日話し足りなかった昔のバカ話など。


 更に次の日は夕方静岡に行くまで時間が有ったので岐阜県美術館へルドンのコレクションを観に。子供の頃は怖いと思っていたがいつからか最も好きな画家の1人になっていたルドンの作品の数々に感動!最寄りの西岐阜駅にコインロッカーが無くて炎天下をガラガラ〜ガラガラ〜と往復(駅から結構遠いんです)したら美術館のロッカーには大き過ぎてスーツケースが入らず受付で預かってもらった…。
 ローカル線を楽しく乗り継いで静岡へ。フルートのNさんとは静岡での彼のリサイタル以来11年ぶりになります。それにしても何故私には日本各地にピアノじゃなくてフルートの友人がいるんだろうか…。
 Nさんが11年ぶりなら迎えに来て下さった奥様も11年ぶり。ひょえ〜全然歳を取っていない!ご本人曰く、「途中1度増えたけど最近戻ったんですよ。」だそうだがそれにしても若々しい。
 自宅でのレッスンを終えてNさん登場。ひょえ〜若返ってる!リサイタルの時には髪型キメキメだったからそのせいか?学生時代に初めて共演した時のままのような印象を受けた。
 焼津の鮪を始めとする土地の名品を沢山用意していただいて恐縮です。一昨年・今年と続けて亡くなったマイゼン先生と金先生の話などをしているとあっと言う間に時が過ぎてしまいました。
 そしてNさんが写真を或るSNSに投稿したら或る人からすかさず、「帰ってるなら何故連絡をよこさない!?」とメールが…。


 その翌日には島田市に我が唯一の生徒(通常はドイツからオンラインレッスン)のレッスンに。
 何故島田市かというとこれには深〜い訳が…話せば長くなるし話したくもないので話しませんがその生徒さんの静岡の先生とは昨年末12・3年ぶりの再会だったのですが彼女も全然変わってない!静岡にいるとみんな若さを保てるのでしょうか。
 生徒さんはまだ小学生なのですがなかなかの才能で、オンラインレッスンで私がその才能をぶっ潰さないようにせねばなりません。教師としてはド素人なもので…。


 かくして今日は泊まるだけの目的(昨日まで毎晩飲み過ぎたから)で東京へ。珍しく上野入谷口前に泊まりましたが雰囲気イマイチですね。でも北上野のラーメン屋さんは良かったです。