6月30日、ラーメンを愛するJ(ソプラノ・ドイツ)とシューベルトの絶筆『岩の上の羊飼い』を撮影。クラリネットのF(ドイツ)は彼女が日本人で案の定ラーメン談義になり、ハンブルクで1番好きなラーメン屋については3人の意見が一致した。それはさておき予約した広めの部屋にはファゴットの学生が頻繁に楽器を出し入れに来るのでドアの前に注意書きを立てる。
『長〜い歌曲を撮影中。(譜例1)チャ〜リラ〜 → 10分 (譜例2)トタトタト → 5分 (譜例3)フチャチャチャ → 2分お待ち下さい。』
…この文章が気に入ってFは写真を撮った。演奏は最後のフレーズでJが入り間違えた…。
7月2日、オペラ科の非公開卒業試験にてドラちゃん(テノール・中国)の伴奏。オペラ・アリアを6曲。グノーの『ファウスト』やレハールの『ほほえみの国』などの王道にバーンスタインの『ウェストサイド物語』が続くかなりハードなプログラム。前々日の合わせに比べると不出来だったが無事合格。彼の前に歌ったE(ソプラノ・ドイツ)共々後日、
「オペラ科が終わってせいせいしたッ!」
と言っていたので改めてオペラ科と関わりが薄くて良かったッ!と胸を撫で下ろす。ドラちゃんはこの珍しい花をくれておいし〜四川料理のお店に連れて行ってくれました。

同日夜、元具合弟子のF(ソプラノ・デンマーク)の声楽教室の発表会にて伴奏。
「私妊娠中だから驚かないでね!」
と言われていたがいざ会ってみるとかなり育っている!女の子だそう。元彼と別れてウンザリしていた彼女を2度見ていたので誠にめでたいのであります。
「みんなアマチュアでレヴェルにはかなりの差があるわよ。」
と聞いていたが音痴もリズム音痴もおらず伴奏者としてはありがたし。バッハの2重唱が難しくてただでさえヒィヒィ言いながら弾いていたら、
「私達息がもたないのでもっと速いテンポでお願いします!」
とお願いされ、ヒィヒィ言う暇もなく弾きました…。皆さん本番が1番良い出来なのは羨ましいです。
終了後丁度ハンブルクに滞在中の和菓子(我が師)と以前の彼の行きつけのビストロで会う約束だったのだがトロンボーンの山羊夫(日本)も一時帰国前の唯一の暇な夜だったので無謀にも3人で飲むことに…。殆ど初対面なのに相性悪かったらと心配したが何故か大盛り上がり…。和菓子はわざわざ日本語でたのしかったとメッセージをくれまた一緒に飲もうと約束したのでした…。
7月4日、具合クラス学内演奏会。今学期私が担当するクラスはいずれも小さなクラスだが7クラス。内学内演奏会が有ったのはたったの2クラス!!!同僚M(ブルガリア)は2クラス担当で演奏会4回!!!楽しちゃってすみません。
5月に友人の作品で猫の気持ちを日本語で歌ってくれたJ(メゾソプラノ・ドイツ)と体調不良の同じくJ(バリトン・ドイツ)が欠場し7人参加。こちらもみんな本番に強くて素晴らしい。前述のEは8年間の学生生活最後の学内演奏会。具合先生も唸る見事な歌を聴かせたが、
「アガーテで歌詞を間違えちゃった!もう1度録画に付き合って〜!」
…勿論!楽しみにしてま〜す!
前回は極寒+ストのせいで打ち上げナシ(許さん)でしたが今回は新装開店なった大きな飲み屋(既に常時ガラガラにつき長持ちしないであろう)にて宴会。なんと私は終演後ホールに居座り数日後に同会場にて卒業演奏会を行うフルートのY1(台湾)と通し練習を行なってから約1時間後に合流。当然ながらすっかり和やかな雰囲気が出来上がっていた。
傑作はイケメン新入生のK(ドイツ)。1人暮らしも1年生の彼は一生懸命料理に挑戦し今では6種は出来るようになったそう。既に私よりも多彩かも知れない…。
K「ボロネーゼと、卵炒飯と…」
YY(バリトン・台湾)「ぢゃあ1週間日替わりメニューが出来るね!」
…この場合傑作はYYの方か。
私「そして日曜日はレストランへ!」
いつでも大抵1人は気難しい人がいてクラスは平和とはいかないのが常だが今具合クラスの雰囲気は凄く良い。過去8年ムードメーカーだった(本人は気づいていないかも知れないが)Eがクラスを去ってもこの友好ムードが続けば良いですが…。