笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

A2&A1

オルデンブルクからハラハラしながらハンブルクに帰って今学期最後の卒業演奏会。歌うのは具合弟子のA1とA2。 今学期卒業する学生は入学後直ぐにコロナ禍に突入した人達で、自宅待機期間後もオンラインレッスンが続き難しい学生生活だったに違いない。ソプラ…

ジョンゲンの夕べ

7月5日、ブレーメンからオランダ方面へ少し行った所にあるオルデンブルクにてフルートのC(台湾)と演奏会。昨秋のフランクに続いて今回は今年生誕150年(没後70年)の同じくベルギーの作曲家ジョンゲンのソナタと小品2曲のプログラム。5月にブリュッセルのジョ…

巣立ちの時

6月28日、具合先生クラス学内演奏会。 既に卒業演奏会を終えたE、休学中の早口Eとザルツブルクに受験に行っているA2が欠席。総勢7名。 A2を含む4人にとって今学期が最後の具合クラスとなった。 ・F(ソプラノ)→ハノーファーの音大に進学。・A2(ソプラノ)→この…

ジャイアンを遮るの巻

6月27日、フルートのK(ドイツ)卒業演奏会。 4年前にロストックでの仏生会(フルートの仏様による講習会)に参加していた時既にハンブルク音楽大学に入学が決まっており、彼女のそれまでの先生によろしくネと言われていた。 4年間着実に力を伸ばした。いつも早…

クラーク初挑戦

6月22日、ヴィオラのE(韓国)卒業演奏会。 ウチの学校の伴奏グループはおじさん(アンタだっておじさんだろう!と言わないで下さい。17年前のあだ名が定着したのです。そろそろおじいさんと言う人も出て参りました)が仕切っていて彼考案のシムテムがずっとずー…

鈍い男の子

6月19日、クラリネットのG(韓国)卒業演奏会。 このG、中々の鈍さで、人の言うことを真摯に受け止めているとは思えない。それどころか真剣に音楽を学ぼうとしているとは思えない。それでもクラリネットの先生達適当で無責任…ぢゃなかった!優しいからテンポめ…

入試終わる

今年は入試で声楽・オーボエ・フルートの伴奏をした。 声楽の1次試験が動画審査だったので2次審査には大勘違いの人がだ〜れも来なくてつまらなかった(性格悪し)。代わりに特に興味深い才能にもお目にかからなかった。歯だった先生曰く、「来年は動画審査辞め…

H先生(仮名)大慌て

或る日H先生(仮名・ヴァイオリン・ドイツ)から同僚Mと私宛てに緊急メール。2週間後の学内演奏会でAとS(何れも同僚)が学生の伴奏をしてくれる予定だったがSが入院して弾けない!短期間で申し訳ないけど貴方達でSの受け持っていた曲を分担してくれないかしら……