笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

巣立ちの時

 6月28日、具合先生クラス学内演奏会。

 既に卒業演奏会を終えたE、休学中の早口Eとザルツブルクに受験に行っているA2が欠席。総勢7名。
 A2を含む4人にとって今学期が最後の具合クラスとなった。


・F(ソプラノ)→ハノーファーの音大に進学。
・A2(ソプラノ)→この日受けに行っていたザルツブルクの音大に受かったッ!
・船頭さん(バリトン)→学部を卒業していないのに何故かウィーンの音大の大学院に受かり先生共々大喜び(カオス学生だったから)
・A1(メゾソプラノ)→卒業後インドで半年間ヨガを学ぶことに(!!!)。


 A1&A2とは来週の卒業演奏会で共演するがFと船頭さんとはお別れ共演。2人共中々面倒な曲を歌ったので自分がヒヤヒヤしながら弾いてしんみりしている場合ではなかった…。
 今回のお楽しみはウクライナから避難しているV(ソプラノ)がフランス出身のL(バリトン)と一緒にパパゲーナとパパゲーノの2重唱をアンコールで歌うこと。1年間で驚く程良い声になったVが歌劇の1場面を演じるのはおそらく初めて。普段大人しいVの演技はチャーミングで普段から愉快なLはいつも通り楽しかった。結成2週間の即席デュオだが今後にも期待します。


 そして数週間後のクラス飲み会を時間を間違えて逃した…4人の学生とお別れ出来なかった…。