笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

2017-01-01から1年間の記事一覧

ポーランドへ。

8月(今頃・・・)、リシャール・アムランのリサイタルを聴きにポーランドへ。昨年3月と同じくワルシャワのフィルハーモニー・ホールでの開催だが、今回は前後に初めての街に寄り道して、ポーランド料理も楽しむつもり。 先ずはポズナンへ。 大聖堂。 市庁…

2017年、夏(番外)。

ザグレブからハンブルクに直行するのが勿体無くていつも寄り道をしていきます。今年はオーストリアのザンクト・ヨハン・アム・ポンガウに1泊してから帰りました。 以前何度かペルチャッハのコンクールに行った時に眺めた車窓からの風景に憧れていつかどこか…

2017年、夏(5)。

ハッ気が付けばもう年末・・・夏の旅行記は甚だしく時季外れにつき数枚の美しき写真にてお茶を濁すことと致します。 ヴァラジュディン カルロヴァツ クロアチア3大ビールの郷にあるまじく瓶ビールしか無かったッ!街も寂れた雰囲気・・・。 シベニク 非典型…

2017年、夏(4)。

8月4日、グラーツを出てスロヴェニアを通り抜けクロアチアへ入ります。今日の目的地は7年前から何度となく訪問を計画しては諦めたヴァラジュディン。先ずは国境駅のシュピールフェルトでマリボル行きの電車を待ちます。去年も雨の中でマリボルへの電車を待っ…

2017年、夏(3)。

ハッまた間が空いてしまった・・・。フェルトキルヒからウィーンまで7時間かかりますから、ウィーンに着いてすることはホテルにチェックインすることと飲むことだけです。 ガーンホテルの部屋クーラー無い―・・・ ここ数年ウィーンではピアニストのS氏と飲…

2017年、夏(2)。

7月31日、リヒテンシュタインへ。特に目的はなく、フライブルクとウィーンの間でどこか寄っていこうというだけです。スイスのザルガンス駅で降りてバスで向かいます。 駅前の風景に既に感動。 リヒテンシュタインは小さな国。バスで一時間も走れば国を縦断出…

2017年、夏(1)。

只今函館市台風真っ只中につきうるさくて寝られやしない!家はひっきりなしにがたがた言っていますがこの暴風雨はまだまだ続くらしいです。 折角ですからこの夏の旅行を心静かに振り返ろうと思います。フライブルクで旧友に再会し、リヒテンシュタインを通っ…

A,卒業す。

2017年夏学期終了。本校舎改築の為2年半通った仮校舎とお別れです。殆ど寂しくありません。人生初手術で始まった今学期はいろんな人に労ってもらいながら早く過ぎ去った気がします。卒業演奏会で共演した学生は5人だけ。しかしその内2人が大バカ者!詳細は書…

2017年4月、ライプツィヒにて。

チェロのHが亡くなって間も無く1年。4月30日に彼が演奏していたライプツィヒのゲヴァントハウスで追悼演奏会が行われ、私も2曲演奏させて頂いた。 当初ブラームスの歌曲1曲の予定だったがシューマンのピアノ五重奏曲を演奏する予定のピアニストの都合が合わ…

渡瀬恒彦さんを悼む

3月、成田空港から上野で乗り換えて山形を目指した。眠かったが初めて訪れる山形に思いを馳せわくわくしながら新幹線に乗った。 各車両前方の電光掲示板に流れるニュース速報で俳優の渡瀬恒彦さんの訃報を知った。大ショック!丁度昨秋一時帰国した際に体調…

さようならFさん。

詩情豊かなチャランポランピアニストAの卒業演奏会を聴きに行く途中Tさんから電話があった。1月半ばにピアニストのFさんが亡くなったという知らせだった。 Fさんに初めてお会いしたのは私がドイツに来てわりと直ぐ、2002年だったと思う。レッスンの時に我が…

冬学期終了(何を今更)。

夏学期開始と同時に絶賛入院中!術後痛みがこんなに続くなんて知りませんでした。全ての手術経験者への尊敬が深まりました。 冬学期の終わりは楽しいけれど忙しい行事が続いて狂うかと思いました。 1月末日本の師匠の傘寿のパーティーで4日間だけ日本へ。20…

高畠・大月編。

3月18日、高畠町の浜田廣介記念館へ。 未だ雪野原。 浜田廣介胸像。 入口には赤おにさん。笑っています。 館内は撮影不許可でしたが小映画館が有って15分程度の短編映画が上映されます。結局二本とも観てしまいました。 高畠駅。新幹線間に合ったッ! 翌日空…

山形編。

では山形の写真など。 山寺駅に到着すると、小坊主殿が道案内をしてくれます。 1015段上るぞ・・・! 芭蕉像不鮮明につき弟子の曾良像を。 着いた~奥の院~! 雪掻き有難うございます~! 展望台から。 木漏れ日。 写真貼り過ぎにつき高畠編は次回。

本州全都府県踏破。

山形に行って来た。 これで本州全34都府県踏破。体操の試合を半分だけ観て泣く泣く移動した石川県、乗り継ぎ時間を利用して散歩したもののあまりの寒さに直ぐ駅に戻った岩手県や、横柄な女性に演奏を依頼されて1つも観光していない新潟県なども有るものの取…

すばらしきオペラの世界

ヴィオラのJ(ドイツ)の卒業演奏会でクラリネットのP(アメリカ)とブルッフの作品を演奏。 Jはテノールの湖上でご機嫌(ウクライナ)の奥さんで以前から知っていたが、Pとは初顔合わせ。彼女、とても陽気で愉快な黒人女性で音色の美しさは特筆もの。練習中も話に…

2016年の最後に。

7月に事故で亡くなったHの足跡を辿って来た。お葬式では参列者が多くて会場内に入れずお墓にも行けなかったので、ちゃんとお別れを出来なかった気がしていた。 最初に向かったのはツィッタウ。チェコ・ポーランドと国境を接する街で、Hはここを拠点にチェコ…