笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

2017年、夏(3)。

 ハッまた間が空いてしまった・・・。フェルトキルヒからウィーンまで7時間かかりますから、ウィーンに着いてすることはホテルにチェックインすることと飲むことだけです。

 ガーンホテルの部屋クーラー無い―・・・

 ここ数年ウィーンではピアニストのS氏と飲んで翌日東を目指すだけの滞在が続いています。今年は初めて2泊します。女神(フルート・ルーマニア)がウィーンに引っ越した(涙)ので、一緒に飲みます。S氏と女神は良い飲み友達になりそうな気がします。一昨日女神と一緒に引越ししたばかりという彼氏に会うのも楽しみです。

 案の定これが初めてとは思えぬ意気投合振りで翌日も飲むことにしました。

 さて、今までまともに市内を観光していないウィーン。町中に見所が転がっていますが、私は結局長年オーストリア代表として活躍しつい先日引退した飛込選手の功績を労い競技場付近を散歩して来ました(バカ)。暑い日でしたが広々とした公園の散歩は快適でした。
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 その後初めて音楽家らしいウィーン観光としてハイリゲンシュタットへベートヴェンの家を観に行くと・・・
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 「改装中に付き閉館です。」

 ・・・・・。

 生きて行くのがイヤになった。

 結局ウィーンは私にとって友人と飲む町として私の記憶に留まっております。

 翌日は2003年のコンクール以来度々訪れているグラーツへ。以前の同僚が勤めていて、会うのは7・8年振りでしょうか。約束しているのは夕方ですが暑くて散歩も大変です。30分置きに冷房の利いたスーパーに入ってジュースを買います。おまけに今日のホテルもクーラー無し・・・。
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 駅が球場のようになっている…。
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 かわいそうに。

 久々に会ったAさんは何と月末にニューヨークに引っ越すということで、今回会えたのは幸運でした。
 オーストリアでの3泊は暑くて床の上に寝たりしましたが毎晩旧友と楽しく飲めました。
 明日はスロヴェニアを横切ってクロアチアへ。スロヴェニアは問題ない予定ですがクロアチア入国は小冒険になりそう。