笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

怒涛の学内演奏会①

6月2日、『大声楽ガラコンサート』と銘打って全声楽クラスから大勢の学生が数分ずつ歌って3時間を越えるマラソンコンサートになるはずがなんと8人棄権!私も8人弾く予定が5人に。妊婦Eの『月に寄せる歌』では前奏を大幅カットするつもりだったが時間に余裕が…

入試シーズン

入試シーズンがほぼ終わった(一体いつから『ほぼほぼ』って言うようになったの!?)。伴奏したのはフルート・オーボエ・クラリネット・学部声楽・修士声楽・博士声楽…大変そうに見えるかも知れないが声楽は大抵同僚と分担するしフルートと声楽は動画審査通過…

ヴァンサン・ダンディに縁がある

クリスマスが近づいた頃知らない人からメッセージ。ハンブルク交響楽団のクラリネット奏者F1で同僚F2が私を推薦したと。5月の室内楽の演奏会でダンディの3重奏曲をやりませんかという内容だった。 同僚のF2は以前変なコンクールで共演したのがきっかけで、コ…

22年目の実現

5月24日、自分史に新たなページが加わる。 ジョン・ノイマイヤーといえばバレエ界の重鎮でハンブルク・バレエの総監督を長年務め、振付師としても世界に名を轟かす巨匠中の巨匠である。私ですらハンブルクに来る遥か昔から解説毒舌おばちゃんで知られるロー…

王の変身

ダヴィデ王がやって来た。 …実は以前1度だけ彼の講習会で伴奏をさせていただく栄誉に預かったのでございますが、毎日45分遅れてお出ましになったと思ったらお急ぎになるでもお謝りになるでもなく朝のコーヒーをテラスにてごゆるりと楽しまれ、レッスンではお…

久々に夏のファーレンドルフ!

5月12日、郊外ファーレンドルフにてオーボエクラス出張演奏会。恒例だがコロナ禍で中断された後一昨年はクリスマスコンサートにしたら教会の中が寒くて寒くてみんな震えながら吹いたのでまた初夏に出来ることになって良かったッ! いつ来てもい〜な〜(毎回写…

魚の誕生日

51歳だって。 今年は偶然誕生日が休日で前日の午後もイトサン攻撃を退けたので、友達はみんな忙しいから1人淋しくブレーマーハーフェンに1泊して来た。これで『地球の◯◯方』の北ドイツ編に掲載されている街にはぜ〜んぶ行ったッ!と思う…。 先日ブレーマーハ…

モーツァルトの女生徒になった話

4月28日、ミュンヘンにて室内楽の演奏会。ハンブルクで愛された歌姫Nねーちゃん(日本)のご主人ブーさん(ヴィオラ・ドイツ)のお誘いで弾いて来た。 クラリネット・ヴィオラ・ピアノという編成でクラリネットはブーさんと同じミュンヘン・フィルのおっちゃんA…