9月10日、北鎌倉の葉祥明美術館へ。
小学生の頃に読んだ立原道造やリルケの詩集(勿論読んでも意味などよく分からなかった)の挿絵の広々とした自然の風景と明るい色彩が印象に残っていた。何故か最近思い出して調べてみたら北鎌倉に美術館があることを知って試宴会翌々日に訪れてみた。
展示室に入ると懐かしい爽やかな雰囲気が室内に満ちていた!空・草原・動物達、そして小さな人間の姿…。葉祥明氏は詩人・絵本作家でもあり彼の著作に数多く触れることが出来たが洞察と想像のバランスに優れ、動植物・自然・地球更には人を愛する心に溢れた方と感じた。だからこそ彼の作品を観ると穏やかで幸せな気持ちになれるのだろうか。
終了2日前に滑り込んだ特別展は絵本『エレナとダフニ』の原画展だった。アフリカ象を救った少女の物語。小さな美術館だが是非また訪れたい。


その次の日、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムへ。
実は私、ドラえもん大好きなんです。幼少時はおろか東京に移って大学生になってビデオデッキを買ってからもドイツに来るまで毎週予約録画をしていたという…なので先代の2大主役声優が亡くなった昨年は個人的にひとつの時代が終わった…と感じた年なのでありました。
わくわく


しかしいくらオンライン文化が浸透したからといってネット予約のみでチケット売り場すらないというのはいかがななものかと存じますが…。日本の携帯ぢゃないので接続出来ないから今日は入れないってことですか?と不愉快さ半開で入口のおねーさんに詰め寄っ訪ねたところWi-Fiにご接続いただけますと丁寧に教えて下さって無事入場出来ました。ドラえもんへの情熱は大きいのです。
入ってしまえば元々幼稚な上更に童心に帰って伊藤つばさちゃんの部屋を見たがるドラえもんよろしく舌を全出ししながら展示を観まくります。『オバケのQ太郎』『パーマン』といったお馴染みの作品を始め『ウメ星デンカ』『T・P・ぼん』などのちゃんと読んだことのない数々の作品に関する展示も多数並んでいましたがここはドラえもんに集中しましょう!
兎に角ドラえもんとの出会いは50年近く前で当時小学館の学習雑誌に掲載されていたエピソードの原画などを見つけるとジ〜〜〜ンとしました…。あちこちに掲げられた藤子先生のお言葉からは子供達とそして作品への深い愛が感じられ、大人の視線で読むと更に共感を覚えました。
野比家
空き地のドカン
どこでもドア
残念だったのは『きこりの泉』のきれいなジャイアンの撮影に失敗したこと。そのためにもまた行かねばなりません。
葉祥明美術館も藤子・F・不二雄ミュージアムも何度も訪れたくなる空間。折を見て再訪したいです。