笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

先週。

日曜・高名なメゾソプラノ歌手ブリギッテ・ファスベンダー女史の講習会。愛想が良いわけでもアクションが大きいわけでも無いがフレンドリーでユーモラス。後姿からも大きな存在感。一言一言に説得力が有り、生徒に勇気と挑戦を促す。
「Aの母音はとても難しくて、私の同僚でも完璧に出来たのはフリッツ・ヴンダーリヒだけよ。」という台詞にも重みを感じる。時々、空から降って来る様な声で歌って下さった。

月・火曜・アメリカのトランペット奏者ジェームス・トンプソン氏の講習会。トランペットの伴奏は滅多にしないので急いで準備した。こちらの先生もフレンドリーでユーモラス。様々な音楽について語ってくれて、技術的な提案も多く、学生達も満足だったに違いない。

火曜・トロンボーンのJ(スペイン)卒業演奏会。トランペットの講習会と声楽のレッスンの後会場へすっ飛ばす。演奏も良かったッ!流石スペイン人だけあって友人達のノリも良く会場も盛り上がったッ!

…といった感じで凄まじい年末行事を終えてハハハハハ先生と声楽のD先生に相次いでご馳走になり(伴奏者って良いな~)現在遊び回っております。基本的にこの時期暇なんですよね。