笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

卒業制作

世界各地から憂うべき将来が遠くないものであることを思わせるニュースが届きますが、ハンブルク音楽大学では特に混乱も無く移転前の日々が流れています。

修士課程器楽科の学生達は卒業制作として30分以内のCD録音が課せられていました。いましたというのは昨年度入学分から廃止になったからです。学生達は普段から勉強している曲を演奏するから良いものの、一緒に弾く私は準備不十分のままハラハラしながら弾くこともしばしば。学生達のご家族の耳に数々のNGをお届けすることも。無くなれば少しは気が楽になります。とは言え完成した録音は学生達に頼んでコピーを譲ってもらうことも有ります。

初CDは今を去ることもう何年だかわからない修士課程一期生の豆タンク(ホルン、スペイン)。直前に頼んできやがってッ!二人目はその直後のJJ(オーボエ。韓国)。もっと直前に頼んできやがってッ!

思い返すと懐かしいです。今までの共演者は、
・フルート
あか姐(日本)、望月君(日本)、カロ(ドイツ)、エファ(ドイツ)、修道女(ドイツ)、手足の長い子(中国)、お坊さん(中国)、アドリア(アルゼンチン)、大王様(アルゼンチン)。
オーボエ
JJ(韓国)、変態(日本)、だっちょ(日本)、女帝(ドイツ)、アルムちゃん(韓国)、おふくろさん(韓国)。
ファゴット
メランコリー(韓国)。
・ホルン
豆タンク(スペイン)、ツェザール(スペイン)。
・チェロ
ジャペン(中国)。
・・・誰か忘れているような。思い出したら修正することにしよう。

明日のルーカス(ヴィオラ、ドイツ)が終われば後は休学明けの学生達数人(センシティブ女、整形ちゃん。共にフルート)でCD録音も終わり。やれやれ。これで頻繁に朝10時に精神集中しなくて済む。取り敢えず明日に向けて寝ます。