笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

2016年、夏。

フラフラして来ました。
今年の最初の目的地はヴァイデン。没後百周年を迎えた作曲家レーガーが青春時代を過ごした街です。

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レーガーの家。

この三月に彼の没後百周年に因んで、先日亡くなったチェロの友人と大作のチェロ・ソナタ第四番をイェナとドレスデンで演奏しました。イェナはチェリストの故郷ですがレーガーも住んだ時期があり、私も一度彼の家を見せてもらいました。
来月の演奏会では友人を偲ぶ意味もあってレーガーのピアノ曲を演奏しますので作曲家ゆかりの街にご挨拶に…でもしっかりビアレストラン付属のホテルに宿泊。いいよね、ヘンドリック。君もビール好きだもんね!

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翌日ウィーンへ。三年連続友人ピアニストと飲む為だけの一泊です。相変わらず歌劇場も宮殿も博物館も見学していません(バカ)。

恒例となりつつある徒歩越境ですが今回は悪天候の為断念しました。オーストリア側の国境駅シュピールフェルトは国境感満載でした。

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向こうはスロヴェニア

更に五年前にヴィオラのTさんと訪れたスロヴェニアマリボルへ。あの時の雨は彼女の責任では無い事が判明しましたがフランシスコ会教会の工事は終わっていました。フロントに美しきSが座っていたら写真を撮らせてもらって彼女に送ろうと思いましたが残念ながら美しきSにはお目にかかれませんでした。
方向音痴の私は前回きのこのスープとそば粉クレープを食べたレストランを見つけられず、ここかと思って入った店はどうも様子が違いました。本日の工事を終えた方々がビールを空けながら渋いマスターと陽気に話す地元の酒場という感じ。

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本来私はそういう店はとても好きなのですがメニューにはハンバーガーやポテトフライが並び、そば粉クレープを目標としていた私はそれなりにがっかりしました。でも何故かきのこのスープは有ったので、ビール一杯とそれだけ頼んでさっさと次の店に行こうと思ったら…

きのこのスープ、凄く美味い。

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次回マリボル訪問の際にも絶対また来ます~!

翌日天気も良くなり爽快に街を歩こうと思ったら部屋の鍵が壊れて一時間近く待たされ、老舗ワイン屋さんはお休み中でした。人生って難しい。

でっでも今日はザグレブの行きつけ(一年に一回で行きつけと言えるのか?)レストランにてフルートのTさん及びトロンボーンのSと感動の再会予定。現地にて集合なんてエキサイティングぢゃ~ん!

と思っていたら…続きはまた書きます。つくづく、人生って難しい。