笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

こうして見ると結構忙しかったんだな…その1。

1月15日、具合先生クラス学内演奏会。年明け早々で欠席者数名に加え準備不足者も数名。女王様改め姫(カウンターテノール。本人の希望により改名)大活躍。具合先生は翌日から1週間入院の為打ち上げ無し。盛り上がりに欠けた。

1月16日、歯だった先生クラス出張演奏会。先月と曲目が殆ど同じだから楽勝!お客様のノリが良く、愉快な歌詞に笑いが起きたり地味な曲にも大きな拍手が有って楽しかった。

1月18日、オーボエクラス学内演奏会。年明け直ぐのグループ会話:
B先生「明けましておめでとう。演奏会では誰が何を吹くの?」
F「おめでとうございます!」
W「おめでとうございます!」
S「おめでとうございます!」
B先生「ありがとう。でも誰が何を吹くの?」
…そんな感じで直前まであれをやれそれはやるなとなかなか決まらず遂に生徒達も不機嫌になり2人の先生も珍しく反省。演奏会は良かったですよ。打ち上げではB先生が予約した人数よりもずっとずーっと大人数で押しかけて店員さんを怒らせた。やはりB先生オーガナイズ力が…。

2月1日、ドア兄さん先生クラス学内演奏会。B先生とは対照的に学内でも1・2を争うオーガナイズ力を持つ先生で、全てが円滑に進む。終了後も、「25日のMの卒業演奏会の後みんなで飲もうねっ!」と早速お消えになった。予定完璧過ぎるのもちょっと…。

2月2日、ギターの学生達がイタリアの作曲家カステルヌウォーヴォ=テデスコの作品を集めて演奏会を企画し、私も愉快なパブロ(ブラジル)と美しい幻想曲を共演した。パブロが家探しに駆け回っていた為第2楽章を弾くのを辞めることにしたが、「こんな事もあろうかとプログラムには『幻想曲』とだけ載せておいたんだ。お客さんはきっとカットした事がわからないよ!」とパブロ。演奏はばっちりでした。