笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

2022年7月 カールスルーエ→パリ

 一昨年・昨年と涙をゴクゴク飲んで我慢した夏旅行(小旅行は敢行してたくせになどと言わないでいただきたい)につっついに…!毎年行っていた東欧を今回は見送ってフランスへ。

 イチオシピアニストのリシャール ・アムラン氏のリサイタルがノアン・ヴィクという所で有るのでそこを中心に計画を立てる。それから前から行ってみたかったオーヴェルニュにも是非行きたい。


 ノアン・ヴィクはフルートのエキサイティング(日本。演奏と演奏中の姿が情熱的でそう名づけられた。)が住むリヨンからそう遠くなさそう。早々と5月に都合をきいたら、
「6月下旬から1ヶ月日本なの。残念〜!」
と返事が…。彼女は既にフランス国籍なので昨年までは日本入国がとても難しかったそうで、きっと実に久々の日本になるでしょう。
 それぢゃあオーヴェルニュ出身で卒業後故郷に帰ったFはクレルモン・フェランにいるかな?
「私達その頃3週間だけドイツなのよ。残念〜!」
…いいもん。いっつも基本的に1人旅だから。でもフランス入り前日に泊まるカールスルーエでは同級生のUさん(ピアノ。高校の頃はいつも試験での演奏順が前後だった)と会えて楽しく飲みました。彼女は滑舌が良いので同じ時間でも多くのことを話せるのです。丁度欧州を熱波が訪れていたので元気に夏を乗り切りましょう!と別れました。これが7月18日。
 翌日早くパリに行ってそこからオーヴェルニュを目指すつもりだったらパリ行きが午後まで満席!仕方なく今夜はパリに泊まることに。クレルモン・フェランのホテルをキャンセルしなきゃ…もしかしたら26日にパリで勉強中の元秘書(オーボエ・ドイツ)と飲む前日に強行突破出来るかも知れないので、行けるかどうか確かではないものの日程変更をお願いしておいた。
 翌19日今日はパリでは泊まる以外の予定が無いのでノロノロ〜ダラダラ〜とフランスを目指す。最も暑〜い(気温38℃位だったかな)のでイヤでもノロノロ〜ダラダラ〜となるのだが。カールスルーエからパリまで直通ではTGVの席が取れなかったのでゆ〜っくりと鈍行でストラスブールへ。時間が有ったので無意味に2度も途中下車した。

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アッペンヴァイアー。どっちが市庁舎だったっけ…。

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国境の街ケール。意外に大きなメインストリート。


 そしてストラスブールに到着。大聖堂の有名な美しい街だが今回は電車を待つだけ。アルザスワインと共に昼メシなど…とイタリアレストランに入ったら今から昼休みだって(涙)…。結局駅のバーで地ビール。暑かったから美味しかったですよ。

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 パリでは街外れに宿泊。ホテルはエアコン付きでロビーにはサンドイッチの自販機が有って外は酷暑だから1歩も出たくなくなって夕食それで済ませた(バカ)。折角パリにいてこの夕食…いいもん。明日から各地で飲み食いしまくってやるから。