笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

ヴィエルゾン泊

 7月20日、ヴィエルゾンへ。ここに泊まるのは次の日余裕を持って演奏会場に着けるようにというだけで他に目的はない。ネット情報によるとどうやら工業都市らしい。パリを出るのが午後2時半過ぎでヴィエルゾンまでは約1時間半。旅程に余裕持ち過ぎか?

 昨日のホテルのおねーさんはドイツ語がちょっと(本人曰く)出来たッ!がTGVで早速英語の洗礼が…。中学生くらいの可愛い女の子がやって来て言うにはどうやら違う車両のアタシの彼氏と席を変わってくれないかということらしい。彼女も英語に苦手意識が有るのかちょっと緊張している様子。相手がペラペラじゃないと気が楽になる。情けないけど事実。結果隣の隣の車両から大分年上らしき彼氏がやって来て静か〜に並んで座った。
 ヴィエルゾン到着。駅を出ると細長く色気の欠片も無い鉄の歩道橋が架かっていてその上から眺める街の風景はかなり殺伐としている。なるほど工業都市だ。まぁ後であまり期待せずに少し散歩してみよう。
 ホテルのレセプションのおにーさんもさっきの女の子と同じくらいの英語力(助かる)。部屋は暑くて、扇風機が無ければ寝られやしなかったであろう…。街はといえば観光客を呼び込むような演出はまるで無かったが、それでも古めかしい一角にはそれなりに趣があった。

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 日本料理店『北海道』!!わりとまともなネーミングに好奇心は高まったがフランスまともメシ第1弾が日本食ってのは…と思ってホテル附属のブラッセリーへ。いつかまたヴィエルゾンに来る時には是非行ってみた〜い。
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 そしてまともメシはシーフードパスタ。美味しい貝とベルギービールをいただきました。
 明日はノアン・ヴィクへ。冒険の予感。