笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

明けたです

 謹賀新年でございます(春の海)。

 …今年は比較的早く日記第1号に取り掛かっているつもり。先ずは去年の第1号日記の反省など。2022年に記念の年を迎えていた作曲家の作品をどの位弾いたか?

・クーナウ
やっぱりピアノで弾いても『聖書ソナタ』はサマにならないので弾かなかった(合理化)。
・ダカン
他に鳥の曲が見つからなかったので年末に慌てて昔から知っていた『つばめ』と『かっこう』だけ弾いた。

https://youtu.be/_so8bPyfG6c
・ラフ
膨大なピアノ曲の中から選んだ『子守歌』と『庭の千草』。9月に内輪独演会で弾くつもりだったらいつまで経っても弾けるようにならず辛うじて年内に弾いた。

https://youtu.be/Y6Hwkss_MIM
・フランク
学校のフランク祭りで具合弟子達と歌曲を演奏。オルデンブルクでのフルートのCとのソナタも楽しかったッ!
・モニューシュコ
『紡ぎ歌』は真面目に練習しないと無理なので不真面目な私は弾くべきではない。年末に発見したマズルカポロネーズをもっと早く見つけていれば弾いたのに(合理化)。
スクリャービン
『白ミサ』はやっぱりソロだけに集中するピアニストが弾くべきだよねー学生達と一緒に弾く合間にこんなの練習したら頭がおかしくなりそうだし(合理化)。
・ユオン
ソロ曲にはあまり惹かれなかった。フルート・ソナタもチャンスが無かった…。
・セヴラック
去年の年末に見つけた美し〜『ポンパドゥール夫人へのスタンス』1曲だけ。思ったより難しくて暗譜に随分時間がかかった。

https://youtu.be/dAvaIhinq60
・ヴォーン・ウィリアムス
『山の湖』が弾けるようにならなくて良く考えたらそんなに好きって訳ぢゃないし!と弾くのを辞め、それならカップリングするつもりだった『グリーンスリーヴス幻想曲』もオリジナルぢゃないから辞〜めた(合理化)。
メシアン
『クリスマス』はまたまた暗譜出来ず。2032年の没後40周年で弾けばいいし(合理化)!でも『みどり児イエスの口づけ』は演奏会で2回弾いた。2回ともイマイチだった…。

https://youtu.be/14E05YUGy_M

 

 今年は記念の年を迎える作曲家が(幸い)あまり多くないので欲張らずに練習します。

・バード(没後400周年)

リコーダー合奏で聴いた『オックスフォード伯爵のマーチ』他のヴァージナル曲。ピアノで弾いたらどうなるか。

・レーガー(生誕150年)

7年前に没後100周年で上手く弾けなかった『テレマン変奏曲』。今年こそッ!それと最後のピアノ曲『暖炉のそばの夢』も弾きた〜い。

・ジョンゲン(生誕150周年)

意外と好きな作曲家。華やかな『2つのワロン風ロンド』を弾き直す機会が有るかも。

・ガンヌ(没後100周年)

フルートの為の『アンダンテとスケルツォ』しか知らない。サロン風ピアノ曲が有るらしい。

・ペヤチェヴィッチ(没後100周年)

早世したクロアチアの女性作曲家。休館日にも関わらず彼女の博物館を見学させていただいたことだし、小品を数曲…。

・マリピエロ(没後50年)

チェロ協奏曲を伴奏したことがあるがピアノ曲も面白そう。

ヒナステラ(没後40周年)

ピアノ・ソナタを今年こそ譜読み!

・石井眞木(没後20周年)

『彼方へ』をもう1度ちゃ〜んと弾こうかな。

・デュティーユ(没後10周年)

もう1回ピアノ・ソナタを弾くのは大変かも…。

三善晃(没後10周年)

合唱曲の傑作を数多く残された三善先生。難しいピアノ曲も10年後よりなら今年譜読みした方が…。

 

 あれ?思ったより多かった。ぢゃあ候補を絞り込むとするか。

 2023年が皆様にとっても良い年になりますように。