笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

フライブルクへの険しい道のり

 6年前には夏旅行の第1目的地だったフライブルクだが今回はオーストリアを逆行して来たので春旅行の終盤。前回は1つ手前の駅で電車が止まり1時間待たされ各駅停車で少し進んで更に2時間待たされ乗客同士の小競り合いが始まりスシ詰めバスで4時間遅れて辿り着きウンザリしながらも友人との再会と夕食は何とか達成したのでした(2017年9月18日の日記を参照)。

 今回も乗り換え駅の1つ手前の駅で電車が止まった…。現在地と乗り換え駅の路線が完全にストップしていつ修復出来るか分かりませんとさ。


 おめェはフライブルクに行くなとでも言いたいのか?


 …と1人キレても仕方がない。車掌の丸いおばちゃんは詰め寄る乗客達にあたしにもどうにも出来ないと叫びながら代行バスを手配してくれたがそれが来たのが1時間半後…。その内次の電車の乗客もブツブツ言いながらワラワラやって来て結局スシ詰めに。
「私達の方が1時間も長く待ってるんだから優先してよねッ!」
と喚く声(全く同感)も聞こえましたが2人の車掌さん共々無事全員乗れてやっと乗り換え地のドナウエッシンゲンへ。ここのビール美味しいんだよね〜などと言っている場合な訳もなくフライブルク行きの電車に乗りました。
 あの時4時間遅れたことを考えれば今日なんか楽で楽で…と前向きに考えながら旧友と再会して飲みまくりました。彼女はフライブルクの『◯ン◯ー』というビールは不味い!と言っていましたがハンブルクの『◯ス◯ラ』よりずっとずーっとマシでした(前向き思考効果)。人気のビヤホールが混んでいて探し当てた旧市街の外れの老舗は建物の雰囲気も店員の接客も料理の質も大変良くて気に入りました。

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夜のフライブルク大聖堂。

 

 フライブルク中央駅で『市広場』と名乗る驚きの自販機コーナーが!

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花まで。
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地元チーズケーキ。
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何と日本的製品の数々!日本であまりお目にかからないものも有るのではなかろうか…。


 ハンブルクに戻る前に明日はシュトゥットガルトに寄り道。