笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

小さな小さな蚤の市

昼休みに半年前に書くべきだった電気契約打ち切り書を投函しに郵便局へ。本日の最終収集時間を大幅に過ぎていたので生きて行くのがイヤになって学校へ戻る途中の事。

家の前に風呂敷的な物を広げて其の上にアクセサリー的な物をいっぱい載せたオリエンタルな顔つきの10歳くらいの少女二人が、「蚤の市です!素敵な飾りがいっぱい!貴方も絶対買って下さいね!」
ごめんね~今丁度お金使っちゃったところだし、僕子供いないし・・・。」と言って立ち去ろうとすると其の内の一人が、
「大人用も有りますよ~!買って~!」と身を乗り出してきた。
ごめ~ん僕には似合わないし~(今思えば誰かに贈ればと言いたかったんだろうが)と言って退散にかかると、彼女は、
「大人用も!大人用もっ!」と言って笑いながら10m位追いかけて来た。遂に後ろからもう一人の女の子が、「アーニャ!」と呼び止めて、お茶目な少女は友達の所に戻って行った。

もしまたあの通りで彼女達に会うことが出来たら、今度は何か買おうかな・・・。