笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

これが終われば夏休み!

 7月1日、またまたジャイ弟子のJ(ドイツ)卒業演奏会。 彼女は2年半ドアマン先生のクラスにいたが昨年春からジャイクラスに移った。要するに他のジャイ弟子達よりも比較的常識を弁えている。そして要するにコロナ禍下での制限されたジャイレッスンしか彼女は知らない…。


 …ジャイ愚痴は止まらなくなるので書くのやーめたー。


 とは言っても今回の演奏会はジャイ愚痴ナシでは語れないのであります。またまた直前になって会場にやって来たジャイが、Jは軽くテンポだけ確認して後は演奏会に向けて集中するつもりだったバッハのトリオ・ソナタゲネプロ中にあーだこーだと口を出し、開演時間を過ぎてもお客さんをホール外に待たせてレッスンをした。Jはあまりの苛立ちに涙を見せ、ジャイは自分は全く責任が無いと言わんばかりになに泣いてんだ大丈夫君なら出来るみたいな感じで励ます。


 アホくさ。


 開演直前までJは舞台袖でジャイのアホ〜!と無声で絶叫することで気を取り直し全力を出し切りました。


 でも彼女後2年ジャイの下で学ぶ予定なんですよね…。