笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

学内演奏会まとめなきゃ

 6月に学内演奏会が3つ。ホントにヒマな夏学期だった。


 1日、ジャイアン(フルート)クラス。前回は病人続出で出演者3人の質素な演奏会だったが今回はスペインにオーディションを受けに行ったB以外は勢揃い。但し交換留学生が2人いるので来学期はまた人数が減りそう。
 生徒達に自覚が出て来たのか或いは危機感が出て来たのか兎に角みんななかなかの出来。これも指導法の1つなんだろうか…。


 8日、具合(声楽)クラス。逆にこちらのクラスが外部での演奏会で3人欠け、更にオペラ科の公演に参加している2人はアリアを1・2曲歌うだけ。お陰で残りの生徒がいっぱい歌えた。ラーメンを愛するJはモーツァルトをヴァイオリンと共演するはずだったがヴァイオリニストがあまりに下手だったので、頭を悩ませて言葉を選び前日に見事クビに成功した。今回も機材を持ち込み意気揚々と乗り込んだ具合先生だったがメモリカードの故障で最初の15分しか撮れていなかった…。


 15日、無愛想(クラリネット)クラス。2週間前にいきなりやると言われた。良くホールが空いていたものぢゃ。ハイ(本名)が友人達とメシアンの大作「世の終わりのための4重奏曲」(演奏時間約1時間)を演るので私は前半2人弾いたら早々と退散。重ねてホントにヒマな夏学期だった…。