笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

次はオーボエ

 1月18日、オーボエの2クラス合同学内演奏会。合同と言っても料理長Lがチューリヒで交換留学中なので総勢5名。内2人が学生同士の室内楽を演奏するので私が共演するのは3人だけ。しかも3人共バロックソナタを吹くので私にとっては楽で有難〜い。

 それにしても3人共間際になってもな〜〜〜んにも連絡して来ない。美しい若者Mが1週間前にや〜っと、
「前にレッスンで弾いてもらったから大丈夫だと思うんだけど演奏会前に1度通させてもらえますか?」
と言って来た。後の2人からは依然として連絡無し。遂にこちらから1度通させろ!と言ったら2人共、
「是非是非お願いします!助かります!」というお返事。こいつらは…。


 学内での演奏会を聴くには人数制限の為事前に予約が必要だが多くのお客様が訪れるようになって以前の雰囲気が大分戻って来た。学生達もより緊張感とやり甲斐を感じているはず。つくづく無観客での卒業演奏会をしなければならなかった学生達が気の毒(お陰で緊張しなかったッ!という人もいたが…)。
 ここ数年オーボエのお2人の先生が入学試験で慎重に人選される為に出演者は少数精鋭。次回の学内演奏会も楽しみです。


 問題の打ち上げ。美しい若者Mが近所の高くなくてマズいイタリアンを予約したところ、
「午後8時半以降の予約は受け付けません。」
と言われたので8時半にお願いしたそうだ。でもプログラム短いし!8時半頃には行けるんぢゃないだろうか!という訳で演奏会が終わったら急いでお店に行くことにした。終演が丁度8時半頃。


 10分遅くお店に着いたら調理場はもう閉めて食事は出来ませんだそうだ。


 あきれたッ!暫くこのレストランを使うのを辞めましょうキャンペーンを実施する心算です。
 …でも場所のせいで他の店が全部高くてそんなに美味しくないかすごく高いかばっかり。イエスキリスト先生(落武者先生より改名)は、
「持ち寄りにして学校の中で打ち上げしよう!」
と仰いましたが、学校が11時半に閉まると知ってあっさりと諦めました。