笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

クリスマスの音楽

 時は遡りますが12月24・25日は例年1年の中で1番ヒマ。学校も閉まるし先日撮った動画を編集して、引っ越しから1年以上経つのにまだカオスな我が住処を少々住みやすくしましょう!と思っていた。

 23日にピアニストのUさん(日本)からメッセージ。明日ベルリンでゆき姐さん(ソプラノ・日本)と演奏会なのにコロナにかかってしまって…野笛さん空いてませんよねぇ?という内容だった。


 良くぞ訊いてくれましたッ!


 という訳でとき・ところ・曲目を聞いて24日にベルリンでゆき姐さんと待ち合わせ。幸い弾いたことのある好きな曲ばかり。久しぶりに聴く彼女の歌は技術も表現力もアップしていて楽しく弾きました。
 どういう演奏会だったかというとオランダからのツアー客の夕食時の演奏で、ゆき姐さんの師匠フォルテシモ先生(オランダ)が彼女を推薦したそうです。おまけに私達も一緒に食事が出来て、Uさんには申し訳ないけどクリスマスイヴにこんなに良い思いをしたのはドイツに来て初めてかも(笑)。
 そしてUさんは翌日早くもテストで陰性反応が出たそうで…治って良かったですねと言うかお気の毒と言うか…。


 そしてハンブルクに帰ると数少ない掃除の機会を失ったカオスな部屋が私を出迎えたのでありました。