笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

病を押す必要もなく…

 1月19日にやっと今年初演奏会。クラリネットの学内演奏会。

 本来は無愛想先生クラスの演奏会だったのだが彼のクラスには今2人しか生徒がいないのでもう1つのA先生のクラスからも2人出るらしい。
 1週間前になってA先生からメッセージ。
「ウチの生徒のDとLのも弾いてくんない?」
 いつものこと、と呆れもせず承諾した。ところがその2人本人もホントに吹くのかどうか分からないと言う。
 前々日にその2人はやっぱり吹かないらしいと判明。合わせが無駄になった。残りの連中も直前まで連絡して来ない。
 …実はみんな怠け者(か余裕をかましている)で良かったッ!演奏会前日まで熱が下がらなくて1週間ずっとずーっとベッドの中におりました。前日になってやっとやーっとイトサン攻撃して来た学生達を病気だからと喜び勇んで断って翌日の演奏会直前になんと初ピアノ合わせ!!!みんなこれに懲りてもっと早く連絡するようになれぼ良いけど…無理だろうな。
 前半を客席で聴いていたベテラン学生キメキメ君(ドイツ)に、
「あの子達全然ピアノパートを理解していないみたい。」
とバレバレでした…。