笑う伴奏生活

ハンブルクから愉快な共演者達を御紹介します。

ロストックとマウルブロンの残暑

 9月18日、我が校のトランペットの偽ドラ先生にくっついてロストックへ。嘗て声楽とファゴットの友人の卒業演奏会で共演した懐かしの音楽大学修道院を改装した歴史的建造物です。偽ドラ先生の下で学びたい若きトランペット奏者は多く、優秀な参加者も何人もいて楽しく過ごしました。彼等はピアノを伴わない合奏やオーケストラスタディも沢山勉強したので9月の演奏会の為の練習をいっぱい出来ました。

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ビアレストラン『Zum Alten Fritz』のビール『Störtebeker』の弓なりグラス。

 27日に何ともバカバカしいことにハンブルクを経由して別の講習会の為マウルブロンへ向かいます。しかし目的地へはプリケツMの住むカールスルーエを通ります。寄り道して飲んでいっちゃえ!と思い彼に、「結婚式間近だけどビール一杯分時間有る?」と訊くと、「ビールのは無いけどワインのは有るよ。友達と式に出すワインの選定会をするから是非参加して!」とのことだったので喜び勇んで寄り道。7人で楽しく飲んだくれました。

 翌朝マウルブロンへ。ミニバスを予約していたので遅れられませんが、乗り換え時間3分のところ電車が3分遅れ、スーツケースを持って全力疾走しました…。

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 今度は現役修道院での講習会です。マウルブロン修道院ヘルマン・ヘッセの有名な小説『車輪の下』の舞台となったところで、ヘッセ自身もここの神学校に通いました。敷地全体が世界遺産になっています。

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修道院で造られているビール。

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そしてマウルブロンはドイツの名物料理マウルタッシェン発祥の地でもあるのです!

 肝心の講習会はといえば基礎練習や合奏が沢山有ったので9月の演奏会の為の練習をいっぱい出来ました。
 ヴァイオリンの先生は以前ハンブルクの教授だったEP先生の従兄弟でしたが体積は三分の一でした。マウルブロンへは夜開いているレストランが少なく三日目の晩に従兄弟EP御夫妻と隣町ブレッテンに行ったらとてもキレイな街でした。
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 思わず翌日昼にもみんなで行きました。
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 来年市政1250周年だそうです。
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 また是非来たいです。